【取材#1-1】痴漢でっち上げ懲役11年、父は警察官、蒔田文幸(らんまる)が出所後の初インタビューで夢を語ってくれた

著者:編集部

取材を受けた人:蒔田文幸(らんまる)さん

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〝生きていれば夢がある〟

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蒔田文幸(渋谷らんまる)プロフィール

1984年生まれ。京都府出身。ダンサー。甲南大学法学部中退。父は警察官。彼女と一緒に痴漢でっち上げ全国ニュースとなり逮捕され大学中退、懲役11年。20歳の時に居眠り運転で事故を起こしトラックドライバーの男性を死亡させたとして懲役3年、執行猶予4年の判決が言い渡された。うつになっていることをきっかけに人生を変えるためタイに行き風俗やGOGO Barなどの女遊びにハマりタイ人の彼女ができたが彼女と寝ている時に浮気相手が来てしまい結婚まで考えた彼女を号泣させ別れタイでの2年間の生活は幕を閉じた。帰国後、新しく彼女を作りお金を稼ぐため痴漢でっち上げを行ったが彼女の自首により逮捕され懲役8年の刑務所生活を送ることとなった。刑期を終えて30代半ばで出所したがお金に困ったため万引きを繰り返しネットで販売しているところを警察に見つかり再び逮捕され懲役3年の刑務所生活を送り去年の11月に出所し現在は芸能人を目指して活動している。

 

全国ニュースで実名報道

2008年2月、大阪市営地下鉄の電車内で当時甲南大学法学部の学生だった蒔田文幸さん(当時20歳)と元交際相手の女性と共謀し金銭目的で痴漢をでっち上げ全国ニュースで実名報道された。警察による元交際相手の女性の事情聴取の中で加害者のDNAなどが元交際相手のスカートに付着しているかどうかという話になった際に元交際相手の女性は蒔田文幸さんと共謀した一連の事件の真相を警察に自白し自首した。

 

朝5時逮捕、家の前に黒のスーツの男が20人

蒔田文幸さんは夜遊びしていて朝5時に帰宅する際に自宅前に黒のスーツの男性が20人いる様子を見た。その男達は蒔田文幸さんに近づいてきて逮捕状を読み上げ蒔田文幸さんは逮捕され大阪府警の留置所に行くこととなり半年間の留置所生活が始まった。

 

残っていた刑事さん達は早朝に自宅のインターホンを押し家宅捜索を行った。京都府警察の蒔田文幸さんの父は驚いたという。息子が全国ニュースで実名報道されたことは彼の父の仕事にも影響し残り1年で定年だったが、59歳で退職した。

 

地獄の収容施設での生活

大阪府警に逮捕された蒔田文幸さんは大阪府警の警察署の留置所に入った。通常は最大23日の勾留だが再逮捕が重なり半年近く留置所で過ごすこととなった。拘置所に移送されてからは差し入れや面会もでき留置所よりは過ごしやすかったという。

 

蒔田「長すぎるよ!8年って!!」

蒔田文幸さんの母は面会に来てくれたが警察官だった父は面会に来てくれなかった。裁判は終わり8年の実刑が確定し少年刑務所に移送された。執行猶予中だった自動車事故の禁錮3年の刑期を過ごすため刑務所に移送された。その後、出所したがお金に困り万引きを繰り返し盗んだ物をネットで販売しているのを警察が発見し逮捕、起訴され懲役3年の実刑判決を受け府中刑務所で3年間服役していた。蒔田文幸さんによると府中刑務所のカレーは美味しかったという。蒔田文幸さんは去年(2022年)の11月に出所し芸能人を目指している。

 

蒔田文幸はどのような生い立ちか?

1984年、京都府の父は警察官、母は専業主婦の家庭の長男として生まれた。家族は父と母と蒔田文幸さんと妹さんの4人家族である。警察官の父は蒔田文幸さんの幼少期から厳しい態度で蒔田文幸さんに接していた。幼少期から中学校、高校と順調に進学し大学の法学部にも合格することができた。高校卒業後は甲南大学法学部に入学し普通の学生生活を送っていた。

 

居眠り運転で事故、トラック運転手死亡

普通の学生だった蒔田文幸さんは20歳のときに居眠り運転をしてしまい目が覚めた時には車が目の前を走っていて車のハンドルを急にきった、蒔田文幸さんは事故は防ぐことができたとホッとしたが、心を休める暇もなく車がスピンしてしまい後ろを走っていたトラックは蒔田文幸さんのスピンしている車への衝突を回避するためハンドルをきり壁に衝突し死亡してしまった。

 

書類送検禁錮3年の執行猶予4年

自動車事故を起こしたときはその場で逮捕されることはなかったが書類送検され起訴され禁錮3年の執行猶予4年の判決を受けた。

 

人生を変えるためタイへ、女遊びとギャンブル生活

自動車事故で人を死亡させていしまいうつになっているときにタイによく行っていた父に「タイにでも行って気分を治してこい!」と言われタイで合計数2年間の生活が始まった。

 

タイ風俗、GOGO Barで女遊び

蒔田文幸さんはタイ風俗、GOGO Barでの遊びやディスコに行ってタイ人の女性と出会い付き合った。しかし、彼女と寝ているときに浮気相手が家に来てしまい浮気がバレて結婚まで考えた彼女と別れた。

 

帰国後、痴漢でっち上げ、逮捕

帰国後、日本人の彼女を作った。蒔田文幸さんは当時の交際相手の女性と一緒に痴漢でっち上げを行い逮捕された。大阪市営地下鉄の車内で当時の交際相手の女性と一緒に痴漢をでっち上げた。蒔田文幸さんは痴漢をでっち上げられた男性を駅員室へ連れていき駅員に警察を呼んでもらい男性は逮捕された。

 

彼女の自首、蒔田文幸さん逮捕

警察が蒔田文幸の当時の交際相手の女性に事情を聞いているときに男性のDNAなどがスカートに付着しているかどうかという話になったとき当時の交際相手の女性は蒔田文幸さんと一緒に痴漢をでっち上げたことを自白し自首した。その結果、蒔田文幸さんが早朝に逮捕されることとなり、自動車事故の執行猶予中だったため合計8年、刑務所服役した。

 

出所後、再び刑務所へ、懲役3年

蒔田文幸さんは8年の刑期を終え出所、しかし、お金に困り万引きを繰り返し逮捕され再び刑務所に戻った。3年間刑務所に服役し去年(2022年)の11月に出所した。

 

去年11月出所、夢は芸能人

出所後の今の夢は芸能人になることだという。


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芸能人を夢見て頑張っている。

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