【取材#2-3】半グレ、強盗などの罪で逮捕、懲役14年(#3)
著者:Jack Law
取材を受けた人:吉田ジェイルさん
ジェイルさんの生い立ち
1980年代に埼玉県で5人兄弟の長男として生まれ、 小学校3年生のときから小学校5年生のときに児童養護施設に入り 、悪いことを覚え始めた。 中学校に入学すると本格的に非行に走り、 卒業後は暴走族に加入した。
少年院、少年刑務所、そして刑務所
暴走族に入ってからはますます犯罪行為がエスカレートし、 暴走行為や暴力事件で度々逮捕されることになった。 鑑別所や少年院に入ることもあった。 そしてついには刑務所に行くことになったのである。
20歳で実刑14年
20歳のときに強盗などの複数の容疑で逮捕されることになったジ ェイルさん。14年間、刑務所に服役することとなった。 逮捕要因となった事件のひとつでは、 仲間とチームを組んで強盗団を結成。 依頼者から数百万円を最初に渡され数人で対象者の家に乗り込んだ 。
その時、所持していた武器はバットやフルーツナイフなど。 強盗のときに有効な武器はバットや直径10cm~ 20cmのフルーツナイフだという。拳銃は使わない。 脅すだけならモデルガンで充分だという。 ナイフは大きめのナイフは必要なく小さなフルーツナイフでも人は 突きつけられたら怖がるので効果があると語っている。
雨戸を剥がしてガラスを割り家に侵入
ジェイルさん達の強盗団は対象者の家に行った。 対象者の家はアパートの2階だったためジェイルさんが壁を登り、 雨戸を思いきり引っ張って剥がし、 ガラスをバットで割って中に突入した。そして、 玄関の鍵を開け外で待機していた仲間達を中に入れた。 その後睡眠中の対象者をバットで痛みつけて自由を奪い、 目的を達成したという。
分類センターから長期刑の刑務所へ
ジェイルさんは強盗事件など複数の容疑で逮捕された。 刑務所には短期刑の人が入る刑務所や長期刑の人が入る刑務所など いろいろな刑務所の種類がある。 ジェイルさんは14年の長期刑のため宮城刑務所に移送された。 14年の刑期はとても長かったと語っている。 その刑務所生活のなかで東日本大震災も経験していたのである。
出所後、経営者となった
出所後はジェイルさんは経営者としてお仕事をされています。